京都の工房で職人が作る革小物製造販売店「コトカル」。
「お札が折れない」ミニ財布など。

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“きっかけ”

始まりは2020年、革問屋の担当者から京都の黒毛和牛を活用した革開発をやってみないかとご提案を頂いた事がスタート。

当時はコロナ禍の影響で時間が余っていたので、タンナー、原皮屋、食肉メーカーなど、色んな事業者様に話を聞いて回りました

驚いたのは、原皮屋には毎日の様に皮が納入されているという事。そしてそれらは燃やしたり埋めたりする事が難しく処理に困っているのです

お肉を食べると必然的に皮が出てくる、よく考えたら当たり前の事なんですが、異業種にいた私にとって積み上がった皮はインパクトのある光景でした。美味しいお肉に興味はあっても、皮の事まで考える理由がなかったからです

そうやって出てくる皮を革に加工して材料として再利用する訳ですが、国内だけで消費しきれず、半分以上は海外に輸出されているとの事でした。その話を聞いた事が地産地消の京都産レザーの開発に挑戦しようと決めたきっかけです

“京都産レザー第1弾!”

試作を重ねて約1年、ようやく仕上がった革で看板商品のミニ財布をつくってクラウドファンディングに出品したら、予想以上の大反響!担当者と一緒に大喜びしたのですが

いざ量産すると問題が発覚し、作れば作るほどロスが出て廃棄する革が増えるという事態に陥ってしまいました

有効な解決策が見出せず、受注した商品、全てを用意する為には、ロスを想定してたくさんの革を作る必要があり、大量の在庫を残す事になってしまったのです

また継続して販売するには収益面でリスクが高い為、定番商品にするのも難しい。まさに天国から地獄。大量の在庫を目の前に途方に暮れていました

 

続きはオリジナルレザー開発秘話②をご覧下さい